2021.6.14 新着記事「【正しい家計管理やってみた④】1年の予算を組もう!わが家の2021年度予算編成作業を公開!」を掲載しました

住宅ローン控除初年度の確定申告,夫婦共有の申告書の書き方を解説!

住宅ローン控除は所得税・住民税合わせて年間数十万円も税金が戻ってくるとってもお得な制度。

活用しない選択肢はありえない!

でもそのためには確定申告というハードルを乗り越える必要があります。

だい
確定申告・・・難しそう
税金ワカラナイ,コワイ

私はこういう事務書類はどちらかというと得意な方なのですが,確定申告の書類は本当にわかりづらい!記入要領も頭に入ってこない!

なのでローン控除1年目の確定申告について私が迷ったところ中心になってしまいますが,申告のポイントを紹介していきたいと思います。

今回,還付金額も大きくてちょっと心配な部分もあったので,ちゃんと税務署へ行って相談をしたうえで申告書を提出しています。

※注意点
納税に関する見解は,税務署間や担当者間で異なる場合もあるようです。今回ご紹介するのは私の居住地の税務署の見解であり,確定申告される際は必ず最寄りの税務署の見解を確認するようにしてください。
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夫婦共有(連帯債務)で行う確定申告

確定申告の方法を見ていくうえで必要なわが家の基本情報をご紹介します。

  • 土地先行取得後に注文住宅建設
  • 土地・建物ともに夫婦で共有
  • 住宅ローンは連帯債務
  • 建物は長期優良住宅
  • すまい給付金・次世代住宅ポイントあり
  • 職場で年末調整済み

住宅ローン控除1年目の確定申告必要書類

住宅ローン控除1年目で確定申告する際に必要な書類は国税庁のホームページに記載がありますが,ちょっとわかりづらいので簡単にまとめます。

なお,以下は私のように土地と建物両方を取得した場合に必要となる書類です。

  • 土地の登記事項全部証明書(原本)
  • 建物の登記事項全部証明書(原本)
  • 土地の売買契約書(写)
  • 建物の工事請負契約書(写)
  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(原本)
  • 身分証明書(写)
  • 補助金を受けた場合はその金額がわかる書類(写)
  • 源泉徴収票

源泉徴収票は提出不要ですが,それ以外の書類は添付書類として提出が必要です。

これらの書類をもとに以下の書類を作成していきます。

  • 確定申告書B
  • (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書
  • (付表)連帯債務がある場合の住宅借入金等の年末残高の計算明細書

当然ですが我が家のように夫婦で連帯債務の方は2人とも確定申告しないといけませんので,2人分の作業と書類が必要になります。

確定申告書の作成手順

今回,私は電子申告で提出する方法にて確定申告を行いました。

国税庁のHPに上記書類の様式が用意してあり,記入要領もあるのですがパッと読んでちょっとわかりづらかった部分もあるので,適宜説明を入れていきたいと思います。

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国税庁確定申告書作成コーナーはこちらから
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基本情報の入力

生年月日や給与収入以外の収入の有無などがあります。

後で説明しますが、私は次世代住宅ポイントをもらっているので給与収入以外に一時所得があることになります。

なので給与収入以外の収入ありで進めていきます。

給与収入の入力

このボタンから給与収入を入力していきます。

ここで源泉徴収票が必要になります。

基本的に源泉徴収票を見ながら入力していけば迷うことはないと思います。

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一時所得の入力

給与所得の少し下、一時所得の入力です。

そもそもなぜ一般によくいる給与所得者の私が一時所得の申告をする必要があるかというと,原則すまい給付金や次世代住宅ポイントは一時所得として課税対象となるからです。

国税庁のタックスアンサーに以下のように記載されています。

2 省エネ住宅ポイント(住宅エコポイント)
 個人が、エコ住宅の新築等を行ったことにより付与されたポイントをエコポイント交換商品に交換した場合や一定の追加工事の費用に充てた場合には、その交換商品の価額やその費用に充てた金額が経済的利益となり、交換又は費用に充てた日の属する年分の一時所得として所得税の課税対象になります

1 「すまい給付金」や「住まいの復興給付金」の課税関係
 「すまい給付金」や「住まいの復興給付金」(以下「すまい給付金等」という。)を受け取った場合には、受け取った日の属する年分の一時所得として所得税の課税対象になります。

国税庁ホームページより引用

え?補助金もらったのに後から税金ひかれちゃうの?と思ったそこのあなた!

大丈夫です。

書類を1枚提出すれば税金はかかりません!(あくまで一時所得がすまい給付金と次世代住宅ポイントのみの場合)

が,すまい給付金と次世代住宅ポイントの一時所得の取り扱いと確定申告における一時所得の入力方法は長くなっちゃうので別記事にまとめました。

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住宅ローン控除の入力

一時所得の入力後、私の場合は他の収入も控除もなかったのでページを進めていきます。

数ページで税額控除の項目にたどり着きます。

この(特定増改築等)住宅借入金特別控除が住宅ローン控除になります。

以下ポイントを絞って見ていきます。

住宅取得形態について

私は注文住宅を建てました。

土地を先に購入してその土地に家を建てたので2番目の「住宅の敷地となる土地を借入金等により購入した後で住宅を新築した」に該当します。

建売の住宅は1番目の「住宅の新築又は土地付きの新築住宅を購入した」に該当することになります。

入居日について

この「住宅に居住を始めた年月日」は住民票上で入居したことになっている日にするといいと思います。

あまりないケースかもしれませんが,私の場合はローン実行(完成金の支払い)の前に工務店の社長が

「ん?いいよ別に,支払いの前に住み始めても。ここまで来て逃げないっしょw」

と言ってくれたので,引渡し→引っ越し→住民票の届け出→ローン実行という手続きの流れを取ることができました。

こういう場合は実際に引っ越した日と住民票上の異動日が同一なので問題ないですが,多くの場合は新住所でローン実行(登記)を行うために実際は引っ越していなくても住民票を先に移してローン実行→引っ越しとなり,実際の引っ越し日と住民票の異動日が異なることになります。

このケースで実際の引っ越し日を記入すると住民票の届け出と相違が出てしまうので,住民票上の異動日を記載することが無難だと思います。

だい
ちなみに住民票の提出までは求められませんでした。
まぁ,役所は自分のところにデータあるから見ればわかりますしね。

共有の有無その他の確認

夫婦で住宅又は土地を共有している方は「共有ですか?」の質問に対して「はい」を選択しましょう。

だい
我が家は土地建物ともに共有ですので両方の質問に対し「はい」を選択しています。

また,次世代住宅ポイントやすまい給付金を受け取っている方は5番目の設問「住宅や土地の取得に関し補助金等の交付を受けていますか?」を「はい」にしましょう。

次のページで補助金に関する情報を入力することになります。

最後の設問については,来年以降に住宅ローン控除を受ける際に必要書類を受け取るかというものですので「はい」を選択しましょう。

受けた補助金についての入力

すまい給付金や次世代住宅ポイントを受け取っている場合は,補助金等の額を申告する必要があります。

すまい給付金も次世代住宅ポイントも「家屋」に対する補助金ですので,それぞれ入力しましょう。

なお,小さい字で書いてありますがここに入力するすまい給付金の額は「自分が受け取った額」ではなく「夫婦で受け取った合計額」です。

夫婦共有の場合,すまい給付金は持ち分に応じて夫婦それぞれに対して支給されますが,ここでは自身に対する支給額ではなく持分割合で按分される前の額,つまり夫婦の合計支給額を入力します。

借入金と自己資金の入力

次は借入金等に関する項目です。

この記事では解説しませんでしたが,ここまでで既にローン金額は入力が完了しており,借入金の年末残高等証明書に共有者の記載があるとチェックしていれば連帯債務による当初借入金額の欄には自動で数字が入ります。

入力が必要な項目は

  • 連帯債務者単独の借入金の金額
  • 自己資金の金額

です。

これらを入力すると下段にそれぞれの負担割合と年末残高が自動計算され表示されます。

負担割合の合計が100%になり,かつ住宅・土地の持ち分割合と借入金の負担割合に齟齬が生じないように自己資金の金額を入力します。

長期優良住宅等の特例について

適用を受ける控除を選択します。

長期優良住宅であればローン控除の年間限度額が40万円から50万円にアップします。

我が家は認定長期優良住宅ですが,そもそもローン額は4000万円未満なので認定長期優良住宅の控除でも通常の控除でも差は生じません。

だい
住宅ローン控除額は年末残高×1%ですからローン金額4000万円以上(さらに言えば40万円以上を控除できるだけの税金を納めている)でないと40万円以上にはなりませんよね。

書類揃えるのも面倒だったので,我が家は通常の住宅ローン控除を選択しました。

申告完了まで

ここまで来れば後は大したことない項目です。

自分の個人情報や還付金の振込先などを入力していきます。

ネットバンクをご利用の方は,自分が利用しているネットバンクが還付金の振り込みに対応しているかどうか確認しておきましょう。

一部のネットバンクでは還付金振込に対応していない銀行もあるようです。

まとめ

今回は夫婦共有で住宅を購入した場合の住宅ローン控除初年度の確定申告について見ていきました。

税務署の方によるとだいたい1か月半前後で還付金が指定の口座に振り込まれるとのことです。

確定申告は面倒な作業ですが,住宅ローン控除は税額控除ですので非常に大きな効果があります。

年間数十万円の控除が10年(もしくは13年)続くわけですから手間は惜しむべからず!ですね。

だい
はぁ,自分の分が終わったから次はママの分やらなきゃ
だい妻
私全然わかんないからよろしく~

おまけ

ローン控除の確定申告で書類を集めたりせっかく苦労したあなた,もうひと手間で少しおこづかいがもらえますよ^^

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